~おりがみの世界とおしばいの世界~ にこにこ山はたいへんだ!
アフタフ・バーバンさんのあそびの劇場は、みんなで創る世界に一つの物語!
今までも「ぐぅちょっぱっ劇場!」や「まるごと忍者~幼稚園はからくりやしき~」を
子どもたちと一緒にしてくださいました。
さて今回は・・・『おまつりオリンピック』の始まりを告げる大切な聖火を、はらぺこオオカミから取り戻すために
勇気を出してすすむ、ぶたのトンちゃん、うさぎのテンちゃん、たぬきのカンちゃんの3匹。
子どもたちは3匹をオオカミから護ってあげようと隠してあげたり、「不思議な森」に変身して一緒になって
オオカミに立ち向かいます!
くさ~いきのこや、目にしみる煙、穴を掘ってビックリおばけに変身したり、
なんとお母さんたちは「オホホの森」になってゆらゆらざわめく木々になったりして・・・。
子どもたちは登場人物や一緒に観ているお友だちと関わる中で、心をたくさん動かして感じたこと、思ったことを表現し
響き合いながらお話はどんどん展開していきました。
オオカミさんが怖くて涙が出たり、お母さんの所へ行ってそっと見つめながらもみんなと変身していたナースリーさんも
いましたね。こころでいっぱい感じているからですね。
トンちゃんが、「おおかみは怖いけど、ひとりで聖火を取り返しに行くよ!」と勇気を出して決心。そんなトンちゃんに
心配そうに寄り添うカンちゃん。初めは、怖くて嫌だったけど「やっぱり僕も一緒に行く!」と心を動かしたテンちゃん。
「トン!テン!カン!」と何だかとっても力強くなった3匹のかけ声。
この場面は、一瞬シーンとなって、「えっつ!トンちゃん行くの?!」「テンちゃん!え~、帰っちゃうの?」
「どうするの?」「かわいそう・・・」「でも怖いし~」「だいじょうぶかなぁ」・・・などなど、
さまざまな子どもたちの心の声が聞こえてくるようでした。
物語の中の子どもたちの反応や言葉・動きなどに、年齢ごとの育ちの段階や成長を感じられましたね。
終わって、お部屋に帰ってきて・・・、
「あ~たのしかったぁ~」「汗びっしょりになったわ~」(ホールにはクーラーを入れてたのですが・・・)
とってもキラキラした子どもたちの笑顔がありました。
アフタフ・バーバンの平川さん・高橋さん・清水さん・大雅さんありがとうございました。
その日のうちに次の公演の地、兵庫県の芦屋に向かわれました。また、復活幼稚園に来てくださいね!